WALKING IN THE RHYTHM
宇宙 日本 目黒川
長い付き合いの hikaru さんと散歩した。
出会ったのは10年以上前。それから彼は、スタートアップに行って、独立して、そして行政と、変遷を遂げてきた。そのあいだに私は、四国・アメリカ・北海道・タイなど転々としてきた。
そして最近になってたまたま、すぐ近くに暮らしている。直線距離で500m弱。そんなマンガみたいなことあるんすね。
とくにあてもなく待ち合わせて、そのときの思いつきで目黒川沿いを延々と歩いた。道端のお店も大して見ることなく、ただただ歩いて、喋る。
東京、5月の夕暮れ、これほど散歩の心地が良いときもないだろう。春の大型連休だからか、都心は人出も少ない。
よくも毎回、こんなに話題が尽きないものだなと思う。そういえば一緒に働いていた時も毎週、1on1で枠の3倍以上喋っていたので、カレンダーには「3on3」と書いてた。話が飛びまくるからか、いつも帰ってから二人とも「今日、何の話したっけ?」となる。
その時に話したことの一つに、集団や環境の話題があった。それについて彼も次の記事で語っている。
トキワ荘だったり、フィレンツェやベル研究所など、その時代や分野ごとの「ホットスポット」がある。それらの場所では「当たり前」のレベルが違うのだろうと彼は言う。
やはり環境というものの影響は圧倒的だと思う。それについては私も、自身の経験や、読み聞きしたことから思うことは多々ある。見返したら、8年前に私がアメリカで研究していたときから彼とそういうような話をしていた。
彼と話すときの私の中には、緊張と緩和の両面がある。つまんないこと言いたくない、もっと上手いこと返したい、アッと言わせたいという、頭に汗をかくような心持ち。もう一方で、自分は面白いと思ってるけど、他の人にはピンときてもらえなそうで、でも彼なら分かるのでは、返してくれるのではと思える雰囲気。
それは、スケートボードやブレイクダンスのコミュニティで「最近こういうヤバいトリック思いついたんだけど、どうよ!?」と見せ合うような感じに似ているかもしれない。そしてそれは、勉強とか修練という話ではなくて、シンプルに楽しいことだ。
Let's take a long walk around the park after dark
日が暮れたら、公園をあてもなく散歩しようFind a spot for us to spark
ふたりで一服できる場所でも見つけてConversation, verbal elation, stimulation
対話、言葉の昂ぶり、そして刺激Share our situations, temptation, education, relaxation
お互いの身の上や誘惑、学び、安らぎも分かち合ってElevation, maybe we can talk about Revelations 3:17
高く跳んで、なんなら「ヨハネの黙示録 3章17節」を語るのもいいかもね
聖書にあるヨハネの黙示録はこう述べる。
あなたは、『わたしは金持ちだ。満ち足りている。何一つ必要な物はない』と言っているが、自分が惨めな者、哀れな者、貧しい者、目の見えない者、裸の者であることが分かっていない(ヨハネの黙示録 3章17節, 新共同訳)
豊かさとは、年収でも名声でも、ましてやフォロワー数でもなく、このように散歩できる関係のあることではないだろうか。
あとで見たら2万歩以上、15kmくらい歩いてた。






